窓シャッターの修理、ハウスメーカーに頼むと高くなる理由とは?

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窓シャッター修理、ハウスメーカーに依頼すると高い理由
窓のシャッターが動かなくなったとき、多くの方がまず思い浮かべるのは「家を建てたハウスメーカーに連絡する」ことではないでしょうか。

見積もりを取ってみたら、想像より高くて驚いた、そんな方に向けて、なぜハウスメーカー経由だと費用がふくらみやすいのか、その理由を実例とあわせて解説します。

執筆者
くろだ

建築業に25年携わり、住宅から店舗まで数多くの施工現場で経験を積んできました。
現在は独立し、現場で培った経験と知識を、プロの視点で分かりやすく情報を発信しています。

ハウスメーカーは、窓シャッターを作っていない

ハウスメーカーは自社でシャッターを製造していません。窓まわりのシャッターは、三和シャッター・YKK AP・LIXIL・文化シヤッターといった建材専業メーカーが作った製品を、ハウスメーカーが自社の住宅に組み込んで納めているのが実情です。

つまり「〇〇ハウス専用シャッター」といっても、中身は建材メーカーの製品であることがほとんどです。

ハウスメーカーは、その製品を仕入れて取り付け、その後の窓口も担っている立場に近いといえます。

豆知識:窓のサイズは意外と規格化されている

住宅の窓は、日本サッシ協会が定める標準規格寸法をもとに設計されていることが一般的です。すべての家が完全なオーダーメイドというわけではなく、多くは規格寸法の組み合わせでできています。「ハウスメーカー専用」という言葉の響きほど、特殊な一点物とは限りません。

ただし、本当に特殊なケースもある

一方で、シャッターボックスが壁の中に埋め込まれている「内蔵型」や、設置から年数が経ち部品自体が廃番になっているケースでは、話が変わってきます。この点は後ほど、実例とあわせて詳しく触れます。

 

ハウスメーカーに頼むと、間に何段も挟まる

もうひとつ知っておきたいのが、ハウスメーカーに修理を依頼したときの「経路」です。多くの場合、次のような流れになります。

あなた
営業担当・窓口
カスタマーセンター
別会社(リフォーム部門)
実際に直す職人

たとえば積水ハウスでは、アフター対応の窓口である「カスタマーズセンター」から、実際の修繕は関連会社の「積水ハウスリフォーム株式会社」に引き継がれます。ダイワハウスも同様に、アフター窓口の「ダイワファミリークラブ」から、修繕は「大和ハウスリフォーム」という別会社が担う体制です。

家を建てた部門と、直す部門はもともと別なのです。これ自体は大きな組織である以上、自然なことではあります。ただし、間に立つ会社が増えるほど、それぞれの取り分が費用に乗りやすくなりますし、連絡や調整に時間がかかることも起こり得ます。

実際に、こんな声もあります。

「電動のシャッターがつまって全くおりません」と相談したところ、「寒いとゴムが固まり邪魔するため、手で下すように言われました」。結局「全く調整する気なし」で「結局直っていません」。「山のようにあるいい加減な対処と不誠実さに忍耐の糸が切れました」
出典:Yahoo!不動産 知恵袋(セキスイハイムの窓用電動シャッターに関する相談より・一部要約)

もちろん、すべてのケースがこうだというわけではありません。大手ならではの体制で、丁寧に対応してもらえるケースも当然あります。ただ、「間に人と会社が多く挟まる」という構造自体は、知っておいて損はないはずです。

 

どこに頼もうが、結局直すのは「職人」さん

ここで、少し視点を変えてみます。シャッターの修理に限らず、車の修理を思い浮かべてみてください。

ディーラーに修理を出す方もいますが、多くの方は「近所の整備工場」や「知り合いの整備士」に頼むのではないでしょうか。

理由はシンプルで、ディーラーで修理しても、街の工場で修理しても、実際に手を動かすのは整備士だからです。

シャッターも同じです。ハウスメーカー経由で頼んでも、建材メーカーに直接頼んでも、最終的に現場で作業するのは、シャッターの修理を専門とする職人です。

ネクタイを締めた営業担当が、スラットを外したりバネを調整したりするわけではありません。

実際の金額を見てみます

積水ハウスにお住まいの方(築25年)が、窓用の電動シャッターが動かなくなり相談したところ、次のような回答と見積もりが提示されたケースがあります。

質問:「積水リフォームさんに見積もりをお願いしたところ、全取替で約40万円と言われました」
回答:「積水ハウスは『ハウスメーカー特別仕様』の部品が多いです。市販品のシャッターを無理やり付けようとしても、シャッターボックスの大きさ、レールの幅など、積水ハウスのシャッターと合わない部分がありますので、取り付けは無理だと思います」
出典:Yahoo!知恵袋(築25年・積水ハウス「IS」の窓用電動シャッターに関する質問より)

このケースは、後述する「特殊な例外」に近いものですが、金額感の参考にはなります。もう少し一般的な、雨戸タイプの電動シャッターでは、次のような例もあります。

内容 金額の目安
電動雨戸シャッターのモーター交換(部材のみ) 約6万〜10万円
モーター交換+技術料+出張費+税 約10万円弱
部品自体は無償対応でも、調査費+施工費として 約3.5万円

※LIXIL製シャッターのオーナーによる実際の見積もり・請求例をもとにした金額です(e-mansion 掲示板より)。症状や部材によって金額は変わります。

同じ症状でも、窓口が増えるほど、そこに関わる人の分だけコストが積み上がっていく――そう考えると、金額の違いにも納得がいくのではないでしょうか。

 

職人さんに直接頼むのが一番安い でもー

ここまでの話をまとめると、結論はシンプルです。間に入る会社や担当者が増えるほど、費用は上がりやすい。であれば、実際に直す職人に、直接近いところで頼むのが一番合理的です。

ただし、ここで多くの方がつまずきます。

「職人さんの知り合いなんて、いない」

これは当然です。普段の生活の中で、シャッターを直せる職人と個人的なつながりがある方のほうが少数派でしょう。だからこそ、多くの方が「知っているところ」=ハウスメーカーに、つい連絡してしまうのです。

 

知り合いがいなくても、【修理専門業者】がいる

ここで思い出していただきたいのが、シャッターの修理を専門に行う業者の存在です。

ハウスメーカーのように住宅全体を扱う会社ではなく、シャッターの修理・調整・部品交換を専門にしている業者であれば、間に余計な会社を挟まず、職人に直接近い形で依頼できます。

「5社から見積もりを取りました。金額が一番安かったのと、担当の方の人柄に惹かれ安心して依頼することができました」
出典:ミツモア(シャッターレスキューの利用者レビューより)

実際にどのような対応だったかは、こちらの体験レビューでも詳しく紹介しています。

→ 実際にシャッターレスキューへ依頼してみたレビューはこちら

正直に言うと、専門業者でも難しいケースがあります

ここまで専門業者をおすすめしてきましたが、公平のためにお伝えしておきます。前述のような、シャッターボックスが壁の中に埋め込まれた「内蔵型」や、廃番になった特殊な純正部品が必要なケースでは、専門業者でも対応が難しく、結果的にハウスメーカー経由になることがあります。

ご自宅の窓のシャッターボックスが、外壁から箱状に出っ張っているようであれば、専門業者で対応できる可能性は高いです。判断に迷う場合は、まず無料で「対応できるかどうか」だけ確認してみるのが確実です。

まずは無料で、対応できるか確認してみませんか

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なお、シャッターメーカー自体の修理費用がなぜ高くなりやすいのかについては、こちらでも詳しく解説しています。

→ 三和シャッターの修理料金はなぜ高いのか、3つの理由

 

窓シャッターの修理、ハウスメーカーに関するよくある質問

ハウスメーカーに頼むと、必ず高くなるのですか?

必ずというわけではありません。保証期間内であれば無償・低価格で対応してもらえることもあります。ただし保証期間を過ぎている場合は、間に入る会社の分だけ費用が積み上がりやすい傾向があります。まずはご自宅が保証期間内かどうかを確認するのがおすすめです。

新築からまだ数年です。それでも専門業者に相談していいですか?

新築から間もない場合は、ハウスメーカーの保証(無償点検・修理)が使える可能性が高いため、まずはハウスメーカーに確認するのが得策です。保証が切れている、または保証対象外の症状(経年劣化など)の場合に、専門業者への相談を検討するとよいでしょう。

大手ハウスメーカーの家でも、専門業者で直せますか?

シャッターボックスが外壁から箱状に出ている一般的な形状であれば、専門業者で対応できることが多いです。一方で、壁の中に埋め込まれた内蔵型や、廃番の特殊部品が必要なケースでは、対応が難しいことがあります。まずは無料相談で確認するのが確実です。

ハウスメーカーに相見積もりを取るのは、失礼にあたりますか?

失礼にはあたりません。修理費用は業者によって差が出やすい分野です。ハウスメーカーの見積もりと、専門業者の見積もりを両方確認したうえで判断することは、ごく一般的な選び方です。

 

まとめ

窓シャッターの修理は、ハウスメーカーが自ら作っているわけではなく、建材メーカーの製品を扱っているのが実情です。

依頼の経路には、営業担当・窓口・別会社と、何段もの取次ぎが挟まりやすく、その分だけ費用が積み上がる傾向があります。

しかし、どこに頼んでも、最終的に直すのは同じ「職人」です。知り合いに職人がいなくても、修理を専門に行う業者に直接頼むという選択肢があります。

ただし、内蔵型や特殊な部品が必要なケースもあるため、まずは「対応できるか」だけ無料で確認するのが、遠回りせずに済む一番の近道です。

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