毎日のように使うシャッターは、気づかないうちに少しずつ劣化が進んでいきます。
「ギギギ…」という異音や、開閉の重さを放置すると、やがて「突然動かなくなり、日常生活に支障が出る」、高額修理が必要になることも少なくありません。
しかし、月に数分の簡単なお手入れをするだけで、寿命を延ばし修理費用を大きく抑えられるケースが多いのです。
この記事では、以下のポイントをわかりやすく解説します。
- ご家庭でもできる簡単なメンテナンス方法
- 業者に依頼すべきトラブルの見極め方費
- 用を抑えるための注意点
👉修理費用の目安を事前に知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
「シャッター修理の費用相場まとめ(全国版)」
※現在は関東・関西を中心に公開中ですが、順次全国へ拡大していきます。
定期的に行いたいメンテナンス
シャッターを長持ちさせるためには、定期的なお手入れが欠かせません。特に以下のポイントを意識してチェックしてみましょう。
- レール部分の清掃:
砂やゴミが溜まると動きが重くなり、異音や故障の原因になります。定期的にブラシやノズル付き掃除機やブラシで細かい部分も丁寧に清掃しましょう。 - 可動部への潤滑油の使用:
開閉が重く感じる場合は、専用の潤滑油(シリコンスプレー)をレールや可動部に吹きかけるとスムーズに動きやすくなります。 - シャッターボックス内の点検:
上部のボックス内にホコリやクモの巣が溜まっていないか確認しましょう。異音や引っかかりの原因になることがあります。
不具合を早期に見抜くポイント
小さな異変を見逃さず、早めに対応することが大切です。次のような症状が見られたら要注意です。
- 開閉時に「ギギギ…」や「ガタガタ」といった異音がする
→ レールの汚れや部品の摩耗 - シャッターが途中で止まる、スムーズに上下しない
→ モーターの不具合や電気系統のトラブル - 動きが重く、手で強く引かないと動かない
- 電動シャッターが動作中に停止する
これらの症状が出ている場合は、部品の摩耗や故障が進行している可能性があります。
👉 関連記事:[シャッター修理の費用相場と注意点]
自分でできる範囲と業者に依頼すべき範囲
軽いメンテナンスは家庭でも対応できますが、無理をすると故障を悪化させることもあります。次のように切り分けて考えると安心です。
🧹 自分でできること | 🛠️ 業者に依頼すべきこと |
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⚠️注意:電動シャッターの内部部品は感電や故障悪化のリスクがあるため、異常を感じたら無理せず専門業者に相談しましょう。
特に電動シャッターのトラブルは専門知識が必要です。感電や二次被害の危険もあるため、プロに任せるのが確実です。
まとめ
シャッターは日常の開け閉めで少しずつ負担が蓄積していきます。だからこそ、レールの掃除・潤滑油(シリコンスプレー)の使用・異音チェックといった小さな習慣が、数万円単位の修理を防ぐ最大のポイントです。
ただし、バネ交換やモーター故障のような専門部品は、素人が触ると故障を悪化させたり感電のリスクを伴います。
「いつもと違う音がする」「動きが重い」「少し変だな」と感じたら、それは大きな故障の前触れかもしれません。早めにプロの業者へ相談することで、安心して使える状態を取り戻せるだけでなく、結果的に費用の節約にもつながります。
👉 夜間や緊急時の対応方法を知りたい方はこちら
[夜間・緊急シャッター修理の流れ]
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