「電動シャッターのモーターが動かなくなった」「開閉中に異音がする」…そんなトラブルが起きた時、最初に頭をよぎるのが「自分で直せないか?」という考えではないでしょうか。
結論から言うと、電動シャッターの修理には、自分で対応できる範囲と、絶対にプロに任せるべき範囲が明確に存在します。その境界線を知らずに手を出すと、感電・火災・シャッター落下といった重大事故につながる危険があります。
この記事でわかること
- 自分で対応できること・できないことの判断基準
- 症状別のトラブル原因と対処法
- 専門業者に依頼するメリットと選び方
- 故障を防ぐ日常メンテナンスの方法
自分でできること・できないこと

電動シャッターのトラブルは、すべてが専門業者案件ではありません。一方で、素人が手を出すと危険な作業も存在します。まず自分でできることを確認し、それでも解決しない場合にプロへ相談する、というのが「損しない」順序です。
- 電源確認:ブレーカー・コンセント・配線をチェック
- リモコン電池交換:正しい電池に交換して再確認
- レール清掃:掃除機やブラシでゴミ・異物を取り除く
- 簡易的な潤滑:可動部分にシリコン系スプレーを少量塗布
- モーター分解・修理:専門知識と工具が必要
- 配線作業:感電・火災の危険性あり
- 制御盤の調整:誤操作でシャッター全体に影響
- 安全装置の解除:重大事故につながるため厳禁
⚠ 自分で修理する際のリスク
- 配線を誤って触れることによる感電
- 制御基板の誤操作によるシャッターの暴走・落下
- 不完全な修理による二次故障(結果的に修理費が増大)
- 安全装置を無効化した状態での使用による事故
症状別:よくあるトラブルの原因と対処法

症状① 全く動かない
| 考えられる原因 | 具体的な内容 |
|---|---|
| モーター故障 | 過負荷・軸受けの摩耗・コイル断線・ブラシ摩耗など |
| 電源トラブル | ブレーカートリップ・配線断線・コンセント不良など |
| リモコン不具合 | 電池切れ・ボタン接触不良・受信機故障・電波干渉など |
| レールへの異物混入 | ゴミ・小石・木片など |
| 安全装置の作動 | 過負荷防止装置・風速センサーなどが作動している状態 |
まず試すこと:リモコンの電池交換→ブレーカーの確認→レール周辺の異物除去の順で確認しましょう。これだけで解決するケースは少なくありません。スマホも再起動で直ることがあるように、シャッターも基本的な確認から始めることが大切です。
症状② 途中で止まる
| 考えられる原因 | 具体的な内容 |
|---|---|
| モーターの出力不足 | 経年劣化・負荷過多による出力低下 |
| レールの障害 | 異物混入・ガイドレールの変形や破損 |
| 安全装置の誤作動 | センサーの汚れや経年劣化による誤検知 |
症状③ 異音がする
| 考えられる原因 | 具体的な内容 |
|---|---|
| モーターの異常 | 軸受けの摩耗・歯車の摩耗による異音 |
| レールとの摩擦 | 潤滑不足・異物混入によるスラットの引っかかり |
異音が続く場合、潤滑スプレーで改善するケースとそうでないケースがあります。スプレーを試しても改善しない場合は部品の摩耗が進んでいるサインです。
電動シャッターの基礎知識

電動シャッターは複数の部品が連携して動作しています。どの部品がどんな役割を担っているかを知っておくと、トラブル時の原因特定がスムーズになります。
1モーター(開閉器)
2制御盤(制御基板)
3リモコン・受信機
4スラット・ガイドレール
5安全装置(障害物検知センサー)
専門業者に依頼するメリット・デメリット

- 安全性:専門知識を持ったスタッフが作業するため、事故リスクがない
- 的確な診断:原因を正確に特定し、必要な修理だけを行う
- 迅速な対応:緊急時にも素早く駆けつけてくれる業者が多い
- 保証付き:修理後の保証が付いている業者が多く、再発時も安心
- 精神的な負担軽減:専門家に任せることで不安なく解決できる
- 費用:自分で行うのと比べると費用はかかる。見積もり時に内訳を必ず確認する
- 日程調整:即日対応が難しい場合もある。繁忙期は特に注意
- 業者選びの手間:信頼できる業者を見つけるまでに時間がかかることも
業者を選ぶ際の確認ポイント
1対応エリアと出張範囲
2料金の透明性
3保証期間
4緊急時の対応スピード
故障を防ぐ日常メンテナンス
電動シャッターの故障の多くは、日常的なメンテナンスで防ぐことができます。大がかりな作業は不要で、半年〜1年に一度、以下の手順を実施するだけで寿命を大幅に延ばせます。
1ゴミ・ホコリの除去
2潤滑スプレーの塗布
3各部の目視チェック
4リモコン・電源の確認
5専門業者による定期点検
まとめ
電動シャッターのモーター修理は、作業の種類によって自分で対応可能なものとプロに任せるべきものが明確に分かれています。境界線を誤ると、費用が増えるだけでなく重大な事故につながるリスクがあります。
- 電源確認・電池交換・レール清掃・潤滑は自分で対応可能
- モーター分解・配線・制御盤・安全装置はプロに依頼する
- 症状別に原因を把握してから業者へ連絡すると対応がスムーズ
- 半年〜1年に一度のメンテナンスで故障リスクを大幅に低減できる
- 業者選びは料金・保証・緊急対応スピードの3点を必ず確認する
トラブルが発生した際は、まず自分でできることを試し、それでも解決しない場合は早めに専門業者へ相談しましょう。放置するほど修理費用は上がります。
↓↓↓
修理の相談・無料見積もりはこちら

