「ギーギー」「ガラガラ」…毎日のシャッター開閉時、気になる異音はありませんか?放置すると故障の原因になることも。今回は、自分でできる簡単メンテナンス、潤滑油スプレーの使い方を解説します。
異音の原因をチェック!
シャッターの異音は、主に可動部の摩擦や部品の劣化、ゴミやサビの付着が原因です。異音の種類によって原因箇所を特定できます。日々の使用で金属同士が擦れ合う部分には、特に注意が必要です。
シャッターの異音は、主に以下の3つが原因です。
- 可動部の摩擦
- 部品の劣化
- ゴミやサビの付着
異音の種類によって、原因箇所を特定しましょう。
準備するもの
- 潤滑油スプレー(シリコン系がおすすめ)
- ウェス(布)
- マスク、手袋
- 懐中電灯
作業を始める前に必要な道具を揃えましょう。潤滑油スプレーはシリコン系がおすすめです。清掃用のウェスや、安全のためのマスク、手袋も用意します。暗い部分の確認用に懐中電灯があると便利です。
スプレーを差すべきポイント
少量ずつ、均一に吹きすぎに注意しながらおこなってください。
まずはシャッターレールに注目します。シャッターが上下するレール部分のゴミやサビを丁寧に取り除き、全体に薄くスプレーを吹きかけます。
次に、シャッターを構成する板(スラット)同士の連結部分にも潤滑油を差していきます。
最後に、シャッターボックス内部の巻き取り部分やスプリングなど、可動部にスプレーを施します。
潤滑油は少量ずつ、均一に吹きかけることが重要です。
多くかけすぎた場合は、ウェスでしっかりと拭き取ります。作業時は汚れてもいい服装で行うことをおすすめします。
作業時の注意点
可燃性ガスに注意し、必ず屋外で作業を行いましょう。
特に2階の窓用シャッターでベランダがない場合は、屋内側にスプレーするのは避けてください。安全のため、マスクと手袋の着用を忘れずに。
異音が改善しない場合
おおよその金属が接触している箇所へのスプレーを吹きかけたのに、それでも音が鳴る時は部品が破損している可能性もあります。
そんな時は専門業者への相談を検討してみてはいかがでしょうか?
以下は、東京・千葉・神奈川のおすすめ業者3選のリンクです。
おわりに
定期的なメンテナンスで、シャッターの寿命を延ばしましょう。
[注意事項] この記事は一般的なメンテナンス方法です。シャッターの種類や状態によっては、効果がない場合や、逆効果になる場合もあります。作業に不安を感じたら、専門業者に相談することをおすすめします。
下記は異音対策のDIYに関する記事です。よろしければご覧ください。