毎日のシャッター開閉時に「ギーギー」「ガラガラ」という音が気になっていませんか?放置すると故障が拡大し、修理費用が大幅に高くなることがあります。
この記事では、シャッターの異音を自分で診断する方法と、自分でできる簡単なメンテナンス手順を解説します。
この記事でわかること
- 異音の種類と緊急度の診断方法
- シリコンスプレーを差すべき場所と手順
- やってはいけないこと(油性潤滑剤の使用など)
- 異音が改善しない場合の対処法
異音診断チェック表
まずは異音の種類を確認してください。音の種類によって緊急度と対処法が異なります。
| 音の種類 | 主な原因 | 緊急度 | プロの診断 |
|---|---|---|---|
| 「キーキー」「キィー」 | 油切れ・サビ | ★★☆ | 可動部の摩擦が限界です。放置すると焼き付き、動かなくなります。 |
| 「ジャリジャリ」 | 砂塵・ゴミの堆積 | ★☆☆ | レールに砂や泥が溜まっています。清掃と注油で改善する可能性大。 |
| 「ガタガタ」「ゴトゴト」 | 歪み・ネジの緩み | ★★☆ | レールの変形やスラットのズレが疑われます。強風時に破損する恐れあり。 |
| 「バキッ」「コンッ」 | 部品の破損・異物 | ★★★ 要注意 | 内部部品の破損や、巻き込み不良のサイン。無理に動かすと全交換の危険。 |
| 「バキッ!」「ガコン!」 | 致命的な故障 | ★★★★ 即停止 | すぐに操作を停止してください!落下やモーター焼き付きの直前状態です。 |
⚠ 緊急度★★★以上はすぐに使用を停止してください大きな音や突発的な衝撃音がする場合、無理に動かし続けると故障が拡大します。早めに専門業者へ連絡してください。
まず道具を揃える
準備するもの
- シリコン系潤滑スプレー:ホームセンターで購入可能。必ずシリコン系を選ぶこと
- ウェス(布):拭き取り用。古いタオルでも可
- マスク・手袋:安全のために必ず着用
- 懐中電灯:暗い部分の確認用
シリコンスプレーを差すべき場所と手順

①→②→③の順に作業を進めてください。少量ずつ均一に吹きかけることが重要です。
スプレーを差すべき3箇所
1ガイドレール(最優先)
シャッターが上下するレール部分です。まずゴミやサビを乾いた布で取り除き、レールの溝に沿って薄くスプレーを吹きかけます。異音の原因の多くはここにあります。
2スラットの連結部分
シャッターを構成する板(スラット)同士の連結部分にも少量ずつ均一にスプレーを差します。ここの潤滑不足が「キーキー」音の原因になります。
3シャッターボックス内部の可動部
巻き取り部分やスプリングなど、ボックス内部の可動部にもスプレーを施します。スプリングへの注油は慎重に少量で行ってください。
スプレー作業のコツ
- 少量ずつ、均一に吹きかけることが重要
- 吹きすぎた場合はウェスでしっかり拭き取る
- 作業時は汚れてもいい服装で行う
作業時の注意事項

⚠ 絶対にやってはいけないこと
- 食用油や油性潤滑剤は厳禁:ホコリを吸着して固まり、かえって深刻な故障の原因になります
- 2階の窓用シャッターで屋内側へのスプレーは避ける:可燃性ガスが室内に充満する危険があります
- 異音がひどい状態で無理に動かさない:損傷が拡大し、修理費用が跳ね上がります
シリコンスプレーと油性潤滑剤の違い
「手元に油性潤滑剤があるから使えばいいのでは?」と思う方も多いですが、シャッターのメンテナンスでは使い分けが非常に重要です。
| 項目 | シリコンスプレー | 油性潤滑剤 |
|---|---|---|
| 使用感 | サラサラ・ベタつかない | ヌルヌル・油っぽい |
| ホコリの付きやすさ | 付きにくい | 付きやすい・固まる |
| シャッター向き | ◎ 適している | ✕ 不向き・逆効果 |
| 長期的な効果 | 持続性がある | ホコリ吸着で詰まりの原因に |
異音が改善しない場合
スプレーによるメンテナンスを行っても異音が続く場合、部品の破損や摩耗が進んでいる可能性があります。自己判断で無理に動かし続けると、修理費用が大幅に増える危険があります。
専門業者に相談すべき症状
- スプレー後も異音が改善しない・むしろひどくなる
- シャッターの動きが重い・引っかかる
- スラットが歪んでいる・傾いている
- 電動シャッターでうなり音がする
- 診断表で緊急度★★★以上の音がする
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まずは無料で相談してみる
まとめ
シャッターの異音は放置すればするほど修理費用が高くなります。まず異音の種類で緊急度を判断し、軽度であればシリコンスプレーで対処してみましょう。改善しない場合は早めに専門業者へ相談することが「損しない」最善策です。
- 異音の種類で緊急度を判断する。★★★以上はすぐに使用停止
- スプレーはレール・スラット連結部・ボックス内可動部の3箇所に①→②→③の順で差す
- 油性潤滑剤は厳禁。必ずシリコン系を使用する
- 少量ずつ均一に吹きかけ、吹きすぎたらウェスで拭き取る
- スプレー後も改善しない場合は早めに専門業者へ相談する
定期的なメンテナンスがシャッターの寿命を大幅に延ばします。ぜひ半年に一度を目安に、この記事の手順を参考にケアしてみてください。
※この記事は一般的なメンテナンス方法を解説しています。シャッターの種類や状態によっては効果がない場合や逆効果になる場合もあります。作業に不安を感じたら、無理をせず専門業者に相談することをおすすめします。

