シャッターが開かない!焦る前に知る『損しない』緊急対処と修理費用【全手順ガイド】

※この記事はプロモーションを含みます
開かないガレージ

朝、急いでいる時にシャッターが開かない…そんな絶望的な状況、頭の中はパニックですよね。

 

え?まさか故障?車が出せない、会社に遅刻する!

 

「すぐに業者を呼ばなきゃ!」と焦る気持ち、よく分かります。ですが、その『焦り』が、実はあなたにとって最大の『損』に繋がる可能性があることをご存知ですか?不必要な修理で高額な請求をされるケースもゼロではありません。

このガイドは、シャッターが動かなくなった異音や鍵のトラブルに冷静に対処し、ムダな出費をせずに解決するための「完全な地図」です。

自分で試せる応急処置から修理費用、信頼できる業者の選び方、予防策まで、今すぐ知りたかった情報すべてを詰め込みました。「もっと早く知っていれば…」と後悔しないために、今すぐお読みください。あなたの不安を安心に変える第一歩が、ここにあります。

 

執筆者
黒田 健二

地元の建設会社で15年間現場監督を務め数多くの施工実績を積んできました。2015年に独立。
現場で培った経験と知識を、プロの視点で分かりやすく情報を発信します。

シャッターが開かない!緊急時の応急処置と確認ポイント

突然シャッターが動かなくなると、本当に焦りますよね。「車が出せない」「お店が開けられない」と、頭の中は真っ白になるかもしれません。でも、ご安心ください。多くの場合、業者を呼ぶ前に試せる簡単な確認ポイント応急処置があります。

ここで焦って無理に動かそうとすると、かえって状況を悪化させたり、修理費用が高くついたりする可能性も。まずは落ち着いて、一つずつ確認していきましょう。

 

手動シャッターの場合の対処法

手動シャッターが開かない場合、意外とシンプルな原因で止まっていることがあります。

確認ポイント
  1. 鍵の確認
  2. ロックの状態
  3. ガイドレールの確認
  4. スラットの歪み
①鍵の確認
まずは基本中の基本、鍵がしっかり開いているかを再確認しましょう。
半開きの状態だったり、鍵穴にゴミが詰まっていたりすることもあります。


②ロックの状態
シャッター内部に「施錠レバー」や「デッドロック」と呼ばれる手動のロックが付いている場合があります。

これがかかっていないか確認してください。特に、普段使わない人や、引っ越したばかりの家では見落としがちです。


③ガイドレールの確認
シャッターが上下する両側のレール(ガイドレール)に、砂利、木の枝、ゴミなどが挟まっていないか目視で確認しましょう。小さな異物でも引っかかって動かなくなることがあります。異物があれば、棒などでそっと取り除いてみてください。


④スラットの歪み
これらの確認で解決しない場合でも、「どこで引っかかっているか」「異音はするか」など、状況を把握しておくことは、後で業者に連絡する際に役立ちます。

 

電動シャッターの場合の対処法

電動シャッターは便利ですが、電気的なトラブルや安全装置の作動で動かなくなることがあります。

確認ポイント
  1. 電源の確認
  2. リモコンの確認
  3. 手動切替装置(非常解放装置)の確認
  4. 安全装置の作動
①電源の確認
まず、コンセントがしっかり差し込まれているか確認してください。意外とこれが原因で動かないケースは少なくありません。次にブレーカーが落ちていないかをチェックしましょう。シャッター専用のブレーカーが落ちていることもあります。他の家電製品が使えるのにシャッターだけ動かない場合は、シャッター関連のブレーカーを確認してください。


②リモコンの確認
リモコンの電池が切れていないか確認しましょう。新しい電池に交換してみるのが一番手っ取り早い方法です。

コンの送信部に障害物がないか、リモコンが故障していないか(他のリモコンがあれば試す、スマホのカメラで赤外線が出ているか確認するなど)もチェックポイントです。


③ 手動切替装置(非常解放装置)の確認
電動シャッターには、停電時や故障時に手動で開閉するための「手動切替装置」や「非常解放装置」が設置されています。

これは通常、シャッターボックスの近くや、壁に設置された小さな箱の中にあります。これを操作すると、電動モードから手動モードに切り替わり、手でシャッターを上げ下げできるようになります。

ただし、操作方法は製品によって異なるため、取扱説明書を確認するか、無理に触らず業者に相談するのが安全です。特に古いシャッターの場合、バネが劣化していて危険なこともあります。


④安全装置の作動
電動シャッターには、人や物が挟まれないように「障害物検知センサー」が付いていることが多いです。

シャッターの下降中に何かを検知すると、停止したり、逆転したりする機能です。もしシャッターの下に物が置いてあったり、センサー部分に汚れや異物があったりすると、安全装置が作動して動かなくなることがあります。

周囲を確認し、障害物を取り除いてから再度試してみてください。

 

無理に操作すると危険なケース

焦る気持ちは分かりますが、以下のような場合は無理に操作せず、すぐに専門業者へ連絡しましょう。

危険なケース
  1. 異音が激しい場合
  2. シャッターが斜めになっている場合
  3. 電動シャッターで煙や焦げた匂いがする場合
  4. バネが破損している場合(手動)
①異音が激しい場合 
「ガリガリ」「ギーギー」といった通常とは違う大きな異音がする場合、内部の部品が破損している可能性があります。無理に動かすと、さらに大きな故障につながり、修理費用が高くなることも。


②シャッターが斜めになっている場合
スラットが左右どちらかに傾いていたり、完全に外れかかっている場合は、無理に動かすと落下や破損のリスクがあり大変危険です。


③電動シャッターで煙や焦げた匂いがする場合
モーターの故障や配線のショートの可能性があります。火災の原因にもなりかねないので、直ちに電源を切り、業者に連絡してください。


④バネが破損している場合(手動)
手動シャッターで、上げた時に自重で落ちてきてしまう、異様な軽さや重さを感じる場合は、バランスをとるバネが破損している可能性があります。非常に危険なので、絶対に自分で直そうとしないでください。

これらの初期確認と応急処置で解決しない場合、または危険を感じる場合は、速やかに専門業者への連絡を検討しましょう。しかし、焦って業者を選ぶ前に、次のセクションで解説する「損しない」ための情報もぜひ参考にしてくださいね。

 

シャッター異音の原因と放置のリスク

 

シャッターから聞こえる「いつもと違う音」。キーキーガリガリゴ~という低い音…。「ちょっと気になるけど、まだ動くから大丈夫かな?」そう思って放置していませんか?

実は、その異音こそがシャッターからの「SOS信号」かもしれません。放置すると、単なる異音では済まされず、重大な故障や高額な修理費用、最悪の場合は思わぬ事故につながる危険性も秘めています。

ここでは、よくある異音の種類とその原因、そして放置した場合にどのようなリスクがあるのかを詳しく解説します。

 

異音の種類とそれぞれが示すサイン

シャッターの異音は、その種類によって故障箇所や原因を推測する重要なヒントになります。

キーキー、ギーギーといった金属が擦れるような音

  • 原因:ガイドレール(シャッターが昇降する溝)の内部にゴミやホコリが溜まっている、またはレールとスラット(羽根)の間に潤滑不足が生じている可能性が高いです。また、スラット自体が歪んでいたり、一部が破損して擦れていたりすることもあります。
  • 放置のリスク
    擦れがひどくなると、スラットやガイドレールが徐々に削れてしまい、最終的にはシャッターが完全に動かなくなったり、スラットが変形して交換が必要になったりする場合があります。

 

ガリガリ、ゴロゴロといった引っかかるような音

  • 原因: シャッターケース(巻き取り部分のカバー)の内部で、スラットが巻き取りドラムにうまく巻き取られていない、またはスラットが外れかかっている可能性があります。異物が噛み込んでいることも考えられます。電動シャッターの場合、モーターや駆動部のギアに問題が生じていることも。
  • 放置のリスク: スラットの損傷が進行し、巻き取り不良が悪化すると、シャッターが途中で止まってしまったり、最悪の場合、スラットがケース内部で絡まり、自重で落下する危険性もあります。モーターやギアの故障の場合は、修理費用が高額になる傾向があります。

 

ゴー、ウイーンといった低い唸るような音(電動シャッターの場合)

  • 原因: モーターに負荷がかかっているサインです。シャッター本体の動きが重くなっている(レール内の摩擦増大、スラットの歪みなど)か、モーター自体の寿命、あるいは内部の電気系統の不具合が考えられます。
  • 放置のリスク: モーターへの負荷が増大すると、過熱して焼損したり、完全に動かなくなったりします。最悪の場合、モーターの交換が必要となり、修理費用がかなり高額になります。また、モーター内部でのショートは火災の原因になる可能性もゼロではありません。

 

バタン、ガチャンといった不規則な大きな

  • 原因: シャッターを巻き上げるバネ(バランススプリング)の破損や劣化、あるいはスラット同士を繋ぐヒンジや留め具の破損が考えられます。手動シャッターで昇降が急に重くなったり、軽くなったりする場合も要注意です。
  • 放置のリスク: 特にバネの破損は非常に危険です。シャッターのバランスが崩れて急に落下したり、操作中に制御不能になったりする可能性があります。人や物にぶつかれば、重大な事故や損害につながりかねません。

 

異音を放置することの危険性

「まだ動くから大丈夫」という安易な判断は、後々の大きなトラブルに繋がりかねません。異音を放置することの主な危険性は以下の通りです。

危険性4つ
  1. 故障の拡大と修理費用の増大
  2. シャッターの突然の停止・開閉不能
  3. 安全性の低下と事故のリスク
  4. 防犯性の低下
①故障の拡大と修理費用の増大
異音は多くの場合、初期段階のサインです。小さな部品の摩耗や軽微な歪みが原因であっても、放置することで他の部品にまで負担がかかり、故障が連鎖的に拡大していきます。結果として、初期の段階で修理していれば安く済んだものが、大規模な部品交換や複雑な修理が必要となり、費用が何倍にも跳ね上がることがあります。


②シャッターの突然の停止・開閉不能
異音が示す問題が進行すると、ある日突然シャッターが完全に動かなくなることがあります。朝の忙しい時間帯に車が出せない、防犯のために閉めたいのに閉まらない、といった日常生活やビジネスに深刻な支障をきたす事態になりかねません。


③安全性の低下と事故のリスク
最も懸念されるのが、安全性の問題です。特にバネの破損やスラットの重大な歪み、電動シャッターのモーター異常などは、シャッターの突然の落下や暴走を引き起こす可能性があります。

シャッターの下に人がいたり、大切な車があったりする状況でそれが起きれば、人身事故や重大な物損事故につながる非常に危険な状況です。


④防犯性の低下
シャッターがうまく閉まらない、施錠に不安があるといった状態は、泥棒に狙われるリスクを高めます。異音が出ているシャッターは、不具合があることを示唆しており、狙われやすいポイントとなることもあります。

異音に気づいたら、まずはご自身でできる簡単な確認を行い、それでも原因が分からない、または危険を感じる場合は、すぐに専門業者に相談することが賢明です。

早期の対応が、あなたのシャッターを長持ちさせ、結果的に「損しない」ための最も確実な方法と言えるでしょう。

▼シャッター修理の費用相場や信頼できる業者の選び方は、次のページへ

今すぐ対応可能!24時間受付
最短15分で到着 → 修理依頼
今すぐ対応可能!24時間受付
最短15分で到着 → 修理依頼