シャッターが開かない！焦る前に知る『損しない』緊急対処と修理費用【全手順ガイド】

シャッター修理にかかる費用相場と内訳

シャッターが故障した際に、誰もが一番気になるのが「一体いくらかかるんだろう？」という費用ですよね。業者に見積もりを依頼しても、「これは妥当な金額なのか？」と不安になることもあるでしょう。

修理費用は、故障箇所やシャッターの種類、業者によって大きく異なります。しかし、一般的な相場や内訳を知っておくことで、不当に高い費用を請求されることなく、「損しない」修理を選ぶための強い味方になります。

シャッター修理の費用は、故障の度合いや交換する部品によって幅がありますが、大まかな目安として以下を参考にしてください。これはあくまで一般的な相場であり、地域や業者、シャッターの種類（手動・電動、住宅用・業務用など）によって変動します。

残念ながら、シャッター修理業界には、高額な費用を請求したり、不必要な工事を勧めたりする悪徳業者も存在します。ここでは、あなたが後悔しないために、信頼できるシャッター修理業者を見分けるための重要なポイントを解説します。

新しい会社であっても、信頼できる業者を見極める方法はあります。以下のポイントに注目して、あなたのシャッターを安心して任せられる業者を選びましょう。

ポイント4つ

①明確な料金体系と詳細な見積もり
優良な業者は、修理にかかる費用を明確に提示してくれます。出張費、見積もり費用、部品代、作業工賃などが細かく記載されているかを確認しましょう。

見積もりは必ず書面でもらうのが基本で、口頭だけの説明は避けるべきです。また、後で追加費用が発生する可能性についても、事前にきちんと説明してくれる業者は信頼できます。

②迅速かつ丁寧な対応
問い合わせへの返答の速さ、電話口やメールでの対応の丁寧さは、業者の顧客対応力を示します。

あなたの困っている状況に親身に寄り添い、質問に対して分かりやすく説明してくれる業者は、安心して依頼できるサインです。疑問点を質問した際に、曖牲にせずきちんと答えてくれるかも重要なポイントです。

③万が一の「保証」や「アフターサービス」の有無
修理後に万が一、同じ箇所が故障した場合の保証期間やアフターサービスについて、明確に説明してくれるかを確認しましょう。

修理箇所の保証は、業者の技術力と責任感を示す重要な要素です。新しい会社でも、しっかりとした保証制度を設けているところは信頼できます。

④作業内容の説明と透明性
作業に取り掛かる前に、どのような修理を行うのか、なぜその修理が必要なのかを具体的に説明してくれるかを確認してください。専門用語ばかりでなく、分かりやすい言葉で説明してくれる業者は誠実です。

また、作業中も進捗状況を適宜報告してくれるなど、透明性のある対応をしてくれるかも大切なポイントです。

残念ながら、シャッターの不具合は緊急性が高いため、その状況に付け込む悪徳業者も存在します。以下の点に注意し、被害に遭わないようにしましょう。

注意点5つ

①無料点検」からの高額請求
「無料で点検します」と訪問し、小さな不具合を大げさに伝えたり、不必要な工事を勧めたりして、高額な請求をするケースがあります。安易に点検を依頼しないようにしましょう。

②「今すぐ決めないと危険」といった煽り
「今すぐ修理しないとシャッターが落下する」「この部品はもう手に入らない」などと、不安を煽ってその場での即決を迫る業者は要注意です。冷静な判断力を奪い、考える時間を与えない手口です。

③見積もりなしでの作業開始
作業内容や費用を説明せず、見積もりも出さずにいきなり修理を始めようとする業者には、絶対に依頼してはいけません。後で法外な金額を請求される可能性があります。

④説明が不明瞭、あいまいな返答
質問に対して専門用語ばかり使って説明しようとしなかったり、費用や作業内容についてあいまいな返答しかしない業者は避けるべきです。きちんと納得できるまで説明を求める姿勢が大切です。

⑤クーリングオフの適用外を主張
訪問販売などで契約した場合、クーリングオフ制度が適用される場合があります。万が一のトラブルに備え、クーリングオフの可否について事前に確認しておきましょう。

▼鍵やサビなど、具体的なトラブルの対処法は次のページで詳しく解説します。