
先週の大雨、うちの方も水が来て怖かった

雨戸も泥だらけになって、動きが悪くなった気がする

2026年7月17日の大雨では、桐生市内でも床上浸水15件・床下浸水12件の被害が出ています。
浸水後のシャッター・雨戸のケアから、古い木造家屋特有の修理・交換の判断まで、順番にお話ししますね。
この記事はこんな方に向けて書いています
- 大雨・浸水の後、シャッターや雨戸の動きがおかしくなった
- 古い木造家屋の雨戸・シャッター、修理か交換か迷っている
- 修理費用の目安を知りたい
→ 群馬県のシャッター修理・後付け費用相場まとめ|市別の対応業者一覧
2026年7月の大雨、浸水後のシャッター・雨戸のケア

桐生市では2026年7月17日の大雨により、床上浸水15件(境野町1件・広沢町12件・菱町2件)、床下浸水12件(堤町1件・宮前町1件・広沢町7件・菱町3件)、道路被害101件(土砂崩落・流出等40件を含む)の被害が発生しました。(出典:桐生市公式サイト)
渡良瀬川や桐生川に近い地域、山間部に近い地域では、大雨のたびにこうした浸水・土砂の被害が起きやすい傾向があります。
▶ 浸水後は、無理に動かさないでください
泥や砂が入り込んだ状態で無理に開閉すると、レールやスラットを傷めてしまうことがあります。まずは目視で泥・異物の詰まりを確認し、無理に動かず業者に相談することをおすすめします。
大雨の後に確認しておきたいこと
- シャッター・雨戸のレール部分に泥や砂が詰まっていないか
- 開閉時にいつもと違う音や引っかかりがないか
- 床上・床下浸水があった場合は、シャッターボックス内部の点検も検討する
自宅周辺の水害リスクは、桐生市のハザードマップで確認できます。
心当たりがある場合は、次の大雨シーズンが来る前に一度点検しておくと安心です。
古い木造家屋の雨戸は修理と交換どちらがよいか
桐生市は江戸期から絹織物業で栄えた町で、本町一・二丁目周辺は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、町家や蔵、ノコギリ屋根工場など歴史的な建物が今も残っています。(出典:桐生市公式サイト)
こうした地域に限らず、桐生市内には古くからの木造家屋が多く残っており、木製の雨戸や後付けのシャッターが、建物の年数なりに老朽化しているケースも少なくありません。
修理か交換か、判断の目安
- 設置から15年以上経過している
- 同じ箇所の故障を繰り返している
- 木製の雨戸が反っている・建て付けが悪い
- 部品が廃番になっていて修理自体ができない
現場でこうした古い木造家屋の雨戸修理に携わっていて感じるのは、既製品のサイズがそのまま使えないケースが多いということです。
昔の建具は家ごとに寸法が微妙に異なるため、「修理のつもりで相談したら、規格品が合わず特注対応になり、結果的に交換に近い費用がかかってしまった」ということも珍しくありません。
まずは業者に「規格品で直せるか、特注が必要か」を確認したうえで、修理と交換、どちらが総合的に見て負担が少ないか判断することをおすすめします。
また、伝統的な町並みが残るエリアでは、外観の変更に一定のルールが設けられている場合もあります。
該当するエリアで交換を検討する場合は、事前に桐生市や地区の窓口に確認しておくと安心です。
シャッター修理費用の目安

2025年12月 シャッターのガイドレールとスラットの外れてる箇所
修理費用は、症状や建物の規模によって変わります。以下の相場を参考に、見積もりが適正かどうか判断する材料にしてください。
| 修理内容・症状 | 目安費用(税込) |
|---|---|
| 小さなへこみ・歪み修正 | 9,000〜30,000円 |
| レール調整・交換 | 10,000〜50,000円 |
| 鍵(シリンダー)交換 | 5,000〜20,000円 |
| 脱線・巻き込み復旧 | 20,000〜35,000円 |
| モーター交換(電動) | 120,000〜300,000円程度 |
| 本体交換(住宅用) | 130,000円〜300,000円以上 |
| 木製雨戸の交換 | 規模・材質により別途見積もり |
※記載の金額はあくまで目安です。実際の費用は現場の状況・部品の在庫・依頼する業者によって変動します。必ず正式な見積もりを取ってから判断してください。
▼筆者が実際に依頼したときの流れ・対応を、体験レビューにまとめています。
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シャッターレスキューに修理を依頼した体験レビューはこちら
→ 群馬県のシャッター修理・後付け費用相場まとめ|市別の対応業者一覧
Q&A

シャッターのトラブルは、放っておくと修理費用が高くなったり、最悪の場合は本体交換が必要になることもあります。
ここでは「費用の目安」や「交換が必要なケース」など、修理を検討するうえで知っておきたいポイントをQ&A形式で分かりやすくまとめました。
Q1. シャッターの修理相場はいくらですか?
A. シャッター修理の費用は、故障内容や部品交換の有無によって大きく変わります。
- 軽微な修理(調整・注油・鍵交換など):7,000円〜15,000円前後
- 部品交換(レールやスプリングなど):15,000円〜35,000円前後
- 電動モーター交換など大掛かりな修理:120,000円〜300,000円程度
- シャッターの全交換:150,000円〜
※全交換が必要になるケースは少ないですが、長期間の放置や天災・人災での劣化・ダメージが大きい場合は、本体ごと丸ごと交換になることもあります。
Q2. シャッターの寿命は何年ですか?
A. 一般的なシャッターの寿命は15〜20年程度といわれています。ただし、設置環境や使用頻度によって変わります。
- 海沿い → 塩害でサビや劣化が早い
- 毎日開閉する → 部品の摩耗が早い
- 定期的にメンテナンス → 20年以上使えるケースも
※定期的にシリコンスプレーを塗布しましょう
Q3. 手動シャッターが上がらない時の直し方は?
A.まずは簡単に確認できるポイントを試してみましょう。
- レール内にゴミや異物が詰まっていないか
- 注油(潤滑スプレー)で滑りを良くする
- バネ(スプリング)の劣化や破損がないか
自分で改善できない場合は、無理に動かさず業者に依頼してください。力づくで開けようとすると、レールやスラットを破損させ、かえって修理費用が高くなることがあります。
Q4. 古いシャッターを交換するにはいくらかかりますか?
A.シャッター交換の費用は種類によって異なります。
- 手動シャッター : 8万円〜15万円程度
- 電動シャッター :15万円〜30万円程度
- 防犯性の高いタイプや特注サイズ :30万円以上
古いシャッターは部品の供給が終了していることも多く、修理より交換をすすめられる場合があります。
桐生市でシャッター修理を検討している方へ

2026年2月 ガイドレールが外側に大きく歪んだ実例。ここまで歪むと、部分修理では済まなくなります
この記事のポイント
- 2026年7月17日の大雨では、桐生市内で床上浸水15件・床下浸水12件の被害が発生。浸水後は無理に動かさず点検を
- 織物の町として栄えた桐生市には古い木造家屋も多く、雨戸・シャッターの老朽化が進んでいることも
- 修理か交換かは、経過年数・故障の繰り返し・部品の有無で判断する
- 群馬県内で業者を比較したい場合は、県全体のガイド記事もあわせて確認する
水害リスクと建物の経年、二つの事情を抱える桐生市だからこそ、シャッター・雨戸は早めの点検が安心につながります。
動かない、重い、異音がするといった症状があれば、無理に操作せず早めに専門業者へ相談してください。
出典:桐生市公式サイト(大雨被害状況)/桐生市公式サイト(伝統的建造物群保存地区)
この記事の執筆者:くろだ(建築業25年)

