急に重くなった、開け閉めのたびに引っかかる。
異音がして、どこが悪いのか分からず不安な方もいると思います。
龍ケ崎市は竜ヶ崎ニュータウンの造成で人口が急増し、2010年にピークを迎えた街です。
建築業に25年携わってきた筆者(くろだ)が、龍ケ崎市ならではの事情から費用の目安まで解説します。
- ニュータウンの住宅で、シャッターの調子が悪くなってきた
- 異音の種類から、どこが悪いのか知りたい
- 修理費用の目安を知りたい
竜ヶ崎ニュータウンで増えるシャッターの経年劣化

龍ケ崎市は1970〜90年代にかけて竜ヶ崎ニュータウンの造成が進み、人口が急増した街です。
2010年の国勢調査で人口8万人のピークを迎えましたが、その後は減少に転じ、高齢化率は2020年の29.5%から2024年には30.9%まで上昇しています。
造成から数えると、当時建てられた住宅は40年以上が経過していることになります。
▶ 同時期建築ならではの注意点
ニュータウン造成期にまとめて建てられた住宅は、シャッターの設置時期も近いことが多く、同じような症状が同じ時期に集中して現れる傾向があります。近隣で「うちも同じ症状が出た」という話を聞いたら、自宅のシャッターも一度点検しておくと安心です。築年数が近い住宅が並ぶ地域だからこそ、他の家の症状が参考になることもあります。
築年数の経った住宅で確認しておきたいこと
- 設置からの年数と、これまでの修理履歴
- 純正部品がまだ手に入るか
- 同じ箇所を繰り返し修理していないか
- 修理費用が交換費用の6〜7割を超えていないか
- 手動・電動の別と、リモコンの反応状況
設置から15年以上経過している場合、修理を重ねるより交換したほうが結果的に経済的なケースも少なくありません。
近隣で複数件をまとめて依頼すると、出張費を抑えられることもあります。
シャッターの音でわかる、故障のサインチェックリスト

シャッターの異音は、種類によって原因や緊急度が異なります。(出典:三和シヤッター公式FAQ)
電話で業者に相談するときも、音の種類を伝えられると診断がスムーズになります。
同じ「異音」でも対応の緊急度は大きく変わるため、まずは自分で聞こえている音の特徴を整理しておくとよいでしょう。
音の種類と考えられる原因
- キーキー音:ガイドレールの油切れが多い原因。注油で改善することがある
- ガタガタ・ガラガラ音:スラットがレールから外れかかっている初期段階の可能性。開閉をすぐに中止する
- 電動シャッターの「ギー」「ガタガタ」音:駆動部のチェーンやベルトの緩み・損傷が疑われる
「ガタガタ・ガラガラ」という音は、スラットの脱輪や座屈のサインであることが多く、そのまま開閉を続けると被害が広がる可能性があります。
この音がしたら、無理に動かさず業者に相談することをおすすめします。
キーキー音のように注油で改善が見込める場合でも、繰り返し発生するようであれば、一度点検してもらうと安心です。
電話で相談する際は、いつから音がするか、どんな時に鳴るかも伝えると、より正確な診断につながります。
→ シャッターから異音がする原因と対処法|キーキー・ガタガタ音の直し方を解説
修理費用の目安

シャッター内部のスプリングや金属部品に、赤茶色のサビが広がっている状態です。表面だけの軽いサビであれば、すぐに動かなくなるとは限りませんが、腐食が進むと部品の強度が落ち、開閉不良や破損につながるおそれがあります。
修理費用は、症状や建物の規模によって変わります。以下の相場を参考に、見積もりが適正かどうか判断する材料にしてください。
| 修理内容・症状 | 目安費用(税込) |
|---|---|
| 小さなへこみ・歪み修正 | 9,000〜30,000円 |
| レール調整・交換 | 10,000〜50,000円 |
| 鍵(シリンダー)交換 | 5,000〜20,000円 |
| 脱線・巻き込み復旧 | 20,000〜35,000円 |
| モーター交換(電動) | 120,000〜300,000円程度 |
| 本体交換(住宅用) | 130,000円〜300,000円以上 |
| 大型・産業用シャッター | 規模により別途見積もり |
※記載の金額はあくまで目安です。実際の費用は現場の状況・部品の在庫・依頼する業者によって変動します。必ず正式な見積もりを取ってから判断してください。
▼筆者が実際に依頼したときの流れ・対応を、体験レビューにまとめています。
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シャッターレスキューに修理を依頼した体験レビューはこちら
Q&A

シャッターのトラブルは、放っておくと修理費用が高くなったり、最悪の場合は本体交換が必要になることもあります。
ここでは「費用の目安」や「交換が必要なケース」など、修理を検討するうえで知っておきたいポイントをQ&A形式で分かりやすくまとめました。
Q1. シャッターの修理相場はいくらですか?
A. シャッター修理の費用は、故障内容や部品交換の有無によって大きく変わります。
- 軽微な修理(調整・注油・鍵交換など):7,000円〜15,000円前後
- 部品交換(レールやスプリングなど):15,000円〜35,000円前後
- 電動モーター交換など大掛かりな修理:120,000円〜300,000円程度
- シャッターの全交換:150,000円〜
※全交換が必要になるケースは少ないですが、長期間の放置や天災・人災での劣化・ダメージが大きい場合は、本体ごと丸ごと交換になることもあります。
Q2. シャッターの寿命は何年ですか?
A. 一般的なシャッターの寿命は 15〜20年程度 といわれています。ただし、設置環境や使用頻度によって変わります。
- 海沿い → 塩害でサビや劣化が早い
- 毎日開閉する → 部品の摩耗が早い
- 定期的にメンテナンス → 20年以上使えるケースも
※定期的にシリコンスプレーを塗布しましょう。
Q3. 手動シャッターが上がらない時の直し方は?
A. まずは簡単に確認できるポイントを試してみましょう。
- レール内にゴミや異物が詰まっていないか
- 注油(潤滑スプレー)で滑りを良くする
- バネ(スプリング)の劣化や破損がないか
自分で改善できない場合は、無理に動かさず業者に依頼してください。力づくで開けようとすると、レールやスラットを破損させ、かえって修理費用が高くなることがあります。
Q4. 古いシャッターを交換するにはいくらかかりますか?
A. シャッター交換の費用は種類によって異なります。
- 手動シャッター : 8万円〜15万円程度
- 電動シャッター :15万円〜30万円程度
- 防犯性の高いタイプや特注サイズ :30万円以上
古いシャッターは部品の供給が終了していることも多く、修理より交換をすすめられる場合があります。
龍ケ崎市でシャッター修理を検討している方へ

2026年2月 シャッターのれるがガイドレールから外れて閉まらない状況
この記事のポイント
- 竜ヶ崎ニュータウンの造成期に建てられた住宅は、シャッターの老朽化時期が重なりやすい
- 「ガタガタ・ガラガラ」音はスラット脱輪の初期段階。無理に動かさず早めに相談する
- キーキー音は注油で改善することもあるが、繰り返す場合は点検を
- 茨城県内で業者を比較したい場合は、県全体のガイド記事もあわせて確認する
ニュータウンとして発展してきた龍ケ崎市だからこそ、築年数の経った住宅のシャッター事情に詳しい専門業者を知っておくことが、後悔しない修理につながります。
動かない、重い、異音がするといった症状があれば、無理に操作せず早めに専門業者へ相談してください。音の種類を伝えられるようにしておくだけでも、業者とのやり取りがスムーズになります。
→ シャッター修理はどこに頼む?失敗しない業者の選び方を現場のプロが解説
※出典:龍ケ崎市の人口動態に関する情報は各種公開統計データによります。異音の種類と原因に関する情報は複数のシャッター修理業者の解説記事を参考にまとめています。業者の対応エリア・拠点情報は各社公式サイトの公開情報によります。

