スラットはシャッターの顔とも言える部分で、防犯・防風・防火といった重要な役割を担っています。
ここに不具合が生じると見た目の問題だけでなく、開閉時の異音や動作不良、最悪の場合はシャッター全体の故障につながるリスクがあります。
東洋シャッターのシャッター修理の中でも、スラットのトラブルは「気づいてはいるけれど、どう対処すればいいかわからない」という方が多い部分です。
この記事を読めば、こんなことがわかります。
・スラットとは何か
・交換が必要な症状の見分け方
・部分交換と全交換、どちらが必要かの判断基準
・費用の目安と、費用が高くなる理由
「少し様子を見ようかな」と思っている方こそ、先に読んでおいてください。
スラットの傷みは放置するほど修理の範囲が広がり、費用が大きくなりやすい部品です。
業者に連絡する前に、この記事で基礎知識を整理しておきましょう。
スラットはシャッターのどこにある?
スラットとは、シャッターを閉めたときに見える「横長の板が何枚も連なった部分」のことです。上から下まで積み重なるように組み合わさっており、これが開閉することでシャッターが動きます。

赤くハイライトされた部分がスラットです。
スラットは屋外に常にさらされているため、雨・紫外線・塩害の影響を受けやすい部品です。 特に海沿いのエリアや、日当たりの良い南向きの場所では傷みが早い傾向があります。
スラットが傷むと、シャッター全体に影響が出ます。
変形したスラットはレールとの摩擦を生じさせ、開閉が重くなったりバネへの負担が増えたりします。「スラットだけの問題」と思っていたら、他の部品も傷んでいた、というケースも多くあります。
こんな症状が出たら、スラットの傷みかもしれません

ここまでズレすると、全交換が必要になります
次の症状に心当たりがあれば、スラットの状態を一度確認してみてください。
| 症状 | 考えられる状態 |
|---|---|
| 開閉するたびにガタガタ・キーキー音がする | スラットの変形・レールとの干渉 |
| スラット表面にサビや塗装の剥がれがある | 経年劣化・塩害・雨水による腐食 |
| スラットが凹んでいる・曲がっている | 衝突・強風による変形 |
| 閉めても板と板の間に隙間ができる | スラットのズレ・変形(防犯・防風機能の低下) |
| 手で動かすのが以前より重くなった | 変形スラットがレールに引っかかっている |
| スラットが外れかけている・落下しそう | 緊急対応が必要(すぐ使用をやめてください) |
「スラットが外れかけている」「落下しそう」という場合は、すぐにシャッターの使用をやめて業者に連絡してください。
スラットは金属製で重量があるため、落下すると大きな事故につながる危険があります。
部分交換と全交換どちらがいいのか

「全部交換しないといけないのかな」と思っていても、状況によっては部分交換で済む場合があります。業者に見てもらう前に、目安を知っておきましょう。
| 状態 | 対応の目安 |
|---|---|
| サビが表面の一部にとどまっている | サビ処理・補修塗装で対応できる場合あり |
| 数枚だけ凹んでいる・曲がっている | 部分交換(該当枚数のみ) |
| 広範囲にサビが広がっている・多数のスラットが変形 | 全交換が必要な可能性が高い |
| 設置から10年以上経過・開閉が全体的に重い | 全交換+周辺部品の点検を推奨 |
部分交換で済むうちに対処するのが、費用を抑えるいちばんの方法です。
傷んだスラットを放置すると、レールやバネなど周辺の部品にも負担がかかり、修理の範囲が広がることがあります。「少しサビが出てきたな」と気づいた段階で相談するのがおすすめです。
スラット交換の費用が高くなる3つの理由
「思ったより高い…」と感じる方も多いと思います。ちゃんとした理由があるので、ひとつずつ説明します。
スラットは横幅・厚み・材質がシャッターごとに異なる特注品です。同じ東洋シャッターの製品でも型番が違えば互換性がないことがほとんどで、在庫がなければ部品の取り寄せに数日かかることもあります。
スラットの交換は、シャッターボックスの高さまで作業が及ぶことがあります。脚立・足場の設置や、金属製の重いスラットを扱う作業が必要なため、作業員の人数・安全対策のコストがかかります。
古いシャッターの一部だけ新しいスラットに交換すると、色や表面の質感が周りと異なって見えることがあります。そのため、複数枚まとめて交換したり、塗装で統一感を出す追加作業が発生する場合があります。
費用の詳しい相場や、業者選びで損しないポイントはこちらでもまとめています。
→ 東洋シャッターの修理費用の相場と、賢い業者の選び方はこちら
自分でできること・できないこと
「自分で何かできないか」と思う方もいると思います。スラット交換は基本的にプロに任せるべき作業ですが、日常のお手入れはご自身でできることがあります。
自分でできるお手入れ
- 表面の汚れを拭く:柔らかい布と中性洗剤を薄めたものでやさしく拭いてください。清掃後は水分をしっかり拭き取ることが大切です。水が残るとサビの原因になります。
- サビの初期段階に気づいたら相談する:小さなサビは早期に対処すれば補修で済むことがあります。「少しサビが出てきたな」と気づいたら、放置せずに業者へ相談してみてください。
- スラット表面の傷や凹みを定期的に確認する:年に1〜2回、目視でスラットの状態を確認する習慣をつけると、大きなトラブルを防ぎやすくなります。
自分でやってはいけないこと
スラットの取り外し・交換は、絶対に自分で行わないでください。
スラットはバネの張力によって支えられており、誤った手順で外すと突然落下・巻き上がる危険があります。重量のある金属板が落下・飛び出した場合、大けがにつながります。
参考:一般社団法人 日本シヤッター・ドア協会「シャッターをより安全にお使いいただくために」
| 作業 | 自分でOK? |
|---|---|
| スラット表面の清掃(拭き掃除) | OK |
| 目視での状態確認 | OK |
| スラットの取り外し・交換 | NG(落下の危険) |
| 変形したスラットを手で曲げ直す | NG(破損・けがのリスク) |
| サビへのDIY塗装(応急処置として) | 要注意(一時的な対処のみ) |
| 電動シャッターのスラット交換 | NG(電気工事士資格が必要) |
東洋シャッターの修理費用の目安
損傷の程度によって費用は大きく変わります。まずは業者に見てもらうことが大切です。
| 修理内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| サビ処理・補修塗装(軽度) | 10,000〜30,000円程度 |
| スラット部分交換(数枚) | 20,000〜50,000円程度 |
| スラット全交換(住宅用) | 50,000〜100,000円程度 |
| スラット全交換(店舗・工場用) | 100,000円〜(要見積もり) |
部分交換で済むうちに対処するのが、費用を抑えるいちばんの方法です。
傷んだスラットを放置すると、レールやバネなど周辺の部品にも負担がかかり、修理の範囲が広がることがあります。気になる症状があれば、早めに相談することをおすすめします。
メーカーと修理専門業者、どちらに頼むべきか
「修理代はできるだけ抑えたいけれど、安すぎて質が落ちるのも不安……」という方も多いはずです。納得して依頼先を選ぶために、それぞれの費用の目安を比較してみました。
「東洋シャッターの製品だから、修理もメーカーに頼むしかない」そう思っている方が多いのですが、実はそうではありません。
修理専門業者でも、東洋シャッターの製品に対応しています。依頼先はメーカーだけではないということを、まず知っておいてください。
修理専門業者の中で、私たちがおすすめしているのがシャッターレスキューです。
対応の早さと費用のわかりやすさに定評があり、東洋シャッターの製品にも対応しています。以下の表を参考に、ご自身の状況に合った依頼先を選んでみてください。
| 比較項目 | 東洋シャッター(メーカー) | 修理専門業者 |
|---|---|---|
| 東洋シャッター製品への対応 | 対応 | 対応 |
| 費用の目安 | やや高め | 比較的リーズナブル |
| 使用部品 | 純正部品 | 互換部品(品質は業者による) |
| 対応スピード | 数日〜1週間程度 | 最短当日〜翌日 |
| 保証 | メーカー保証あり | 業者保証(内容は要確認) |
| 24時間対応 | 対応エリアによる | 24時間対応の業者あり |
どちらが自分に合っているか迷ったときは、まず複数の業者に無料見積もりを依頼して比較するのがいちばんの近道です。
メーカーと修理専門業者の選び方についてさらに詳しくは、こちらの記事も参考にしてください。
→ シャッター修理を失敗しない業者の選び方
信頼できる業者を選ぶための4つのチェックポイント
業者によって費用・対応・品質が異なります。依頼前に以下のポイントで確認しておくと安心です。
| 確認ポイント | チェックの目安 |
|---|---|
| 現地見積もりが無料か | 「見積もり費用は無料」と明記している業者を選ぶ |
| 費用の内訳を説明してくれるか | 「部品代・工賃・出張費」を分けて説明できる業者が安心 |
| 施工後の保証があるか | 最低でも3〜6ヶ月の保証を確認する |
| 口コミ・実績が確認できるか | Googleマップの口コミや施工事例を確認する |
こんな業者には注意してください。
・電話口で具体的な金額を提示しない(現地で大幅に値上げするケースがあります)
・「今すぐ全交換しないと危険」と急かしてくる(部分交換で済む場合もあります)
・見積もり書を出さずに口頭だけで進めようとする
スラットを長持ちさせる日常のメンテナンス方法
スラットの寿命を延ばすために、ご自身でできることがあります。特別な道具は不要です。
| メンテナンス内容 | 頻度の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| スラット表面の汚れ拭き取り | 月1回程度 | 中性洗剤を薄めた液で拭き、乾拭きで仕上げる |
| レール部分への注油 | 半年に1回程度 | シリコンスプレーをレールに吹き付ける(油性はNG) |
| サビ・傷・凹みの目視確認 | 月1回程度 | 「少しサビが出てきたな」と気づいたら早めに相談 |
| 専門業者による定期点検 | 年1〜2回 | スラット・レール・バネの状態をプロが確認 |
特に海沿いのエリアや積雪が多い地域では、塩害や凍結でスラットが傷みやすいため、より頻繁なメンテナンスをおすすめします(参考:東洋シヤッター株式会社「シャッターをより安全にお使いいただくために」)。
今すぐ相談できる修理業者
「まずは費用だけでも確認したい」という方も、お気軽にご相談ください。現地確認・お見積もりは無料です。東洋シャッターの製品にも対応しています。
| 項目 | シャッターレスキュー |
|---|---|
| 対応時間 | 24時間・365日 |
| 最短到着 | 最短15分〜 |
| 出張費 | 無料(対応エリア内) |
| 修理費用 | 3,000円〜(症状による) |
| 対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉 |
まとめ|スラットのトラブルは「早めの相談」が費用を抑える近道です
この記事でお伝えしたことを整理します。
- スラットはシャッターの外側の板部分で、サビ・変形・隙間などの症状が出やすい部品です
- 「サビが表面の一部」なら補修で済む場合も。傷みが広がる前に相談するのがおすすめです
- スラットの取り外し・交換はDIYでは行わないでください。落下による事故の危険があります
- 東洋シャッターの製品は、メーカーだけでなく修理専門業者でも対応しています
- 見積もりは無料の業者がほとんどです。まずは相談だけでも問題ありません
修理が終わったあとは、スムーズに動くシャッターが毎日の出入りを快適にしてくれます。防犯・防風・防音といった本来の機能も取り戻せ、「もっと早く相談すればよかった」と感じる方がほとんどです。
「まずは費用だけでも確認したい」という方も、お気軽にご相談ください。現地確認・お見積もりは無料です。東洋シャッターの製品にも対応しています。
東洋シャッターの部品別修理ガイド
スラット以外の部品が気になる方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

